栽培方法

手間ひまかけた「土づくり」

にんにくづくりで大切にしているのは、
『基本をおろそかにしない』こと。
基本となるのは『土づくり』。 にんにくは土壌の養分をたっぷりと
吸収するので、無理な栽培をすれば数年で
土はだめになり、
味や品質にも影響が出ます。土づくりには終わりがなく、
今でも研究を繰り返しながら改良を加えています。
8月下旬〜9月上旬
土作り

植えつけ三週間前に堆肥を、二週間前に石灰を入れて耕しておきます。 その後、植えつけ一週間前に元肥を入れ、株間15cm、条間15cmを確保して畝を立てておきます。また、マルチングしておくと雑草抑制になり、後々の管理に手間がかかりません。その際は穴あきマルチを利用すると、穴をあける手間が省けて便利です。

10月上旬
植え付け&土かけ

植えつけは、大きな球種ほど収穫した時に大玉になりやすいので傷や歪みのあるものは避け、大きく形が整ったものを選び植えます。 土かけは、植えつけが終わった後に種の入った穴を塞ぎ、強風などでマルチが剥がれないように機械でマルチ全体にやわらかい土で盛土を施します。

10月中旬
芽が出る

天候にもよりますが、植えつけ後、約二週間で芽が出ます。

10月下旬〜11月
芽出し

マルチの穴から出られずにいる芽を傷つけないよう一株ずつチェックしてマルチの外へ芽を出してあげます。

1月〜3月
冬の間

青森の畑はこの頃雪に覆われ、にんにくはマルチの中で冬眠状態に入り、春が来るのを待ちます。

3月下旬
新しい芽が出る

春の訪れとともに、雪解けし冬眠状態だったにんにくは再び活動し始めます。冬の間に枯れた葉の代りに新しい芽が出てきます。

4月上旬
間引き

順調に生育していく中で、二本立ちしたにんにくも現れてきます。二本立ちしたままだと、収穫した時に球体の大きさや形に影響が出るので、小さいほうの株を間引きます。

5月中旬
にんにくの肥大期

葉の成長が終わるとにんにくの球体が大きくなる肥大期に入ります。この時期になると防害虫対策が重要となってきます。

6月上旬
茎摘み

とう(花芽)は除去せずそのままにしてもにんにくは育ちますが、収穫した時に、にんにくの球体をより大きくするために、とう自体に養分がいかないように除去します。(ちなみにここでいう、とうが成長して食べ頃になると、スーパーなどで売っているにんにくの芽となります)

6月下旬
収穫
葉先が黄色くなり枯れてきたら、にんにくの収穫するタイミングとなります。大きくなりすぎると球体が割れて変色してしまうので、収穫のタイミングには注意しなければなりません。

また、にんにくは収穫時に雨で濡れてしまうと著しく品質が低下する恐れがあるので、収穫には土の乾いている晴れの日に行います。

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